全日本学生選手権 女子部
vs 東海学院大学に4‐2で勝利
19年ぶりの優勝を果たし二冠達成

令和4年度 第44回全日本学生ホッケー選手権大会
 
11月6日(日) 13:10~ vs 東海学院大学
於:大井ホッケー競技場
 
19年ぶりに全日本学生ホッケー選手権大会にて、日本一の座を奪還🏆
『王座・インカレ2冠』達成🏆🏆
『19年ぶりのアベック優勝』
 
「天理復活」をテーマに掲げ、34名&Elleのメンバーでこの日を迎える。
 
日本一をかけた決勝戦、昨年と同じカード・東海学院大学とタイトルを争うこととなる。
 
天理大学にとっては、リベンジマッチとなる一戦である。
 
男女三位決定戦が終了すると同時に、激しい闘志と興奮した雰囲気が会場に流れる。
お互いの張り詰めた雰囲気が伝わり、何か期待させられるW-upとなった。
 
チームメイトに見送られるイレブン! 
コート中央には、19年ぶりの王座奪還と二冠を狙う天理大学、逆サイドには、2連覇を狙う東海学院大学が整列する。お互いに自信に満ち溢れた表情が印象的であった。
 
 
第1Q
激しい攻防が続く立ち上がり、天理大学はイージーミスからPCを奪われ先制される。しかし、その直後にPCを奪うと、リバウンド練習通りに#21岸本が空中ボールをダイレクトで押し込み同点とする。
 
攻守共に「声」で相手を圧倒し、気迫のあるプレーで果敢に相手陣地へ攻め込んでいく。
ロングボールからゴールを狙う東海学院に対し、早いテンポで細かく繋ぎながら相手コートに侵入する天理と対照的なホッケー戦術である。
 
 
第2Q
 相手FH:強引に打ち出そうとしたボールをカットしショートカウンターに持ち込む、そのボールを前線で受けた#7松田がGKがスライディングで止めようと出てきた隙を狙い逆転する。
 
 
第3Q
 レフトサイドをショートパスとダイレクトで崩し角度のないライン側で#26村山がGKと競り合うも、GKのスティックをかわし押し込み3点目を奪う。
 
 
 
第4Q
 自陣レフト側で激しいプレスを受けるが、一瞬の隙を狙い逆サイドへ乗り換える。素早く3つパスを繋ぎサークル内へ持ち込むと、ベースラインに走り込む#10森永がダイレクトで折り返し、松田が相手フロントでダイレクトシュートを決め試合を決定づけた。
 
 
 
 インカレに関しては、創部27年目からの19年間は、「常勝天理」と言われたホッケー界の常識を塗り替えてきた。接戦を制してきた過去の天理大学と接戦をおとしてきた近年の天理大学、どちらも天理ファミリーには違いない事実はあるが、この間、何を学び何を伝えることができたのだろうか。
 
 創部45年目を迎えた今年は、新たな歴史の1ページを35名で塗り替えた。もちろん、勝つことは大切であるが、勝つことばかりが全てではないことも事実である。
 
 スポーツをする者にとって勝利は何よりも大切なことかもしれない。決勝戦へ駒を進めながら敗れる意味もメッセージとして受け入れる必要があったのかもしれない。
 
 諸先輩方が築きあげた優勝記録は、今後も塗り替えられることはないのかもしれない。きっとないであろう。
 しかし、自分達が取り組む意味も私達は理解するべきだと感じています。
 
 諸先輩方やりました♪
 関係者の皆様、いつも応援してくださる皆様ありがとうございました。
 
 
 
【得点者】
1点目 #21 岸本(PC)
2点目 #7  松田(FG)
3点目 #26 村山(FG)
4点目 #7  松田(FG)
 
【最優秀選手】
#1 瀧本 千空
 
【優秀選手】
#6  原田 愛里
#7  松田 楓
#11 永田 紗穂
#21 岸本 結理菜
#34 佐々木 里紗
 
第44回全日本学生ホッケー選手権大会が東京大井ホッケー競技場で5日間開催されました。たくさんの方々が会場にお越し下さり、直接応援してくださいました。また、多くの皆様からご連絡いただきました。ご声援を下さった皆様、LIVE配信を通してご声援を下さった皆様、本当にありがとうございました。
 
多くの方々に支えて頂き、優勝する事が出来ました。
今後も変わらぬご支援とご声援の程、宜しくお願い致します。
  • 試合結果

全日本学生選手権 11月6日(日) 13:10~ vs 東海学院大学

天理

4 1 1Q 1 2

東海

1 2Q 0
1 3Q 0

1

4Q 1

この試合に勝利した天理大学は、19年ぶり21回目の優勝を果たした。

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