親里ホッケー場

親里ホッケー場は、多くの国際大会や国際親善試合の開催地であり、わが国ホッケーのメッカと呼ばれています。ここをホームとする天理大学ホッケー部は、国内の各種競技会で前人未到の記録を達成し、日本代表選手や全国各地のホッケー指導者を数多く輩出してきました。

1987年4月、第1グラウンドに、株式会社アストロ(現・MCCスポーツ株式会社)により、アメリカのAstroTurf社製のAstroTurfが敷設されました。12年後の1999年4月に再びAstroTurfが敷設され、2002年7月にはより良質のAstroTurfに張り替えられました。その18年後の2020年8月に株式会社アストロにより、オランダのGreenFields社製のウォーターベース人工芝GreenFields TX Eliteが敷設され、新たな人工芝ピッチに生まれ変わりました。

親里ホッケー場は、プレーヤーがプレーに没頭でき、観客はゲームの臨場感と緊迫感を間近で楽しめるように、プレーフィールドと観客席を接近させて造られています。また、このホッケー場の敷地は特別調整区域内にあり、大和青垣国定公園の絵に画いたような風景が展望できます。

これまでに開催された主な国際大会として、マレーシア国王サルタン・アズランシャーご光臨の1990年第1回アジア女子ナショナルチャンピオンズ選手権大会、1993年高円宮杯国際大会天理シリーズ(豪州・韓国・スペイン・日本)などがあります。また、1987年には天理教二代真柱20年祭記念国際大会、1997年には天理教二代真柱30年祭記念国際大会が開催されました。一方、国内大会では、全日本選手権、インカレ、大学王座決定戦、高円宮牌日本リーグなどが開催され、地方大会も常時開催されています。

親里ホッケー場は、今後も、天理大学ホッケー部の活動拠点として、また、主要な国内競技会はもとより、国際大会や国際親善試合の舞台として、日本ホッケーのメッカであり続けるでしょう。

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